スーパーグローバルハイスクール(SGH)

SGH カナダ研修









 国際社会講座での多文化・多民族共生の学びと,観光開発講座でのボーダーツーリズムの学びをより深めるため,10月22日~28日にカナダ・バンクーバーにて研修を行いました。

 私たちが滞在したカナダ・バンクーバーは,British Colombia州最大の都市であり,カナダでも居住人口第3位の都市です。ですが,人口の約52%は第一言語(母国語)を英語としない人々であり,街を歩いていても外見が異なる人をたくさん見ます。アジア人である私たちも違和感無く歩くことができる街であり,多文化・多民族主義を肌で感じることができます。

 スケジュールは以下です。

10/22 移動(新千歳→成田→バンクーバー)
First Nations(先住民)・多文化主義学習①:Stanley Park散策,市内散策
10/23 First Nations・多文化主義学習②:
Museum of Anthropology(UBC)見学,UBC生徒へのインタビュー
Granville Island Public Market散策
10/24 Border Tourism(国境ビジネス)学習:
Peace Arch Park見学,
観光業者へのインタビュー(Tourist Information Center & Gift Shop)
10/25 ホストファミリーとの休日:
バンクーバー近郊の森散策,Halloween Pumpkin製作など
10/26 現地交流校での活動:
バディ生徒と授業参加,日本語クラスでの発表,Masquem族文化センター訪問
10/27 移動(バンクーバー→カルガリー→成田)
10/28 移動(カルガリー→成田→新千歳)

※宿泊は全てホームステイ


 活動日は4日間でしたが,毎日,設定したテーマの活動を行うことで,実りある研修となりました。また,ガイドもカナダ人の方にお願いをし,案内・解説・ディスカッションなど,全て英語で行い,グループ内でも英語を使用して会話するようにしたため,研修後半では生徒たちのhearing skillとspeaking/talking skillはかなり上昇をしました。もちろん英語力の伸びだけではなく,First Nationsとの共存の歴史・現状や移民政策,Border Tourismの現状も,interviewをたくさんしたり,グループ内や現地校生徒とディスカッションをしたりすることによって,より深く実感・認識することができました。