スーパーグローバルハイスクール(SGH)

SGH アジア学特別授業





  

 JBコースの「アジア学」講座において,立命館アジア太平洋大学(APU)公認サークルの一つ,学生NGO団体PRENGO(注)のメンバーが本校に来校し,特別授業を実施しました。PRENGOの特別授業は昨年度から始まったもので,今年もタイ人2名を含む6名のメンバーに来校してもらいました。

 授業内容

①APU紹介:
 PRENGOメンバーの国際学生と日本人学生による英語・日本語でのプレゼン。タイ人の学生も日本語を使用し,紹介してくれました。

②グループワーク
「開発プロジェクトを考えよう」:
 PRENGOが実際に活動をしているタイのMahad地域の概要を読み,どのような開発が出来るのかを考えました。アジア学でこれまで学んできた国家単位での開発の在り方や,昨年度の海外研修での経験を活かして,「何を優先させるのか」や「何が波及効果を多くもたらすのか」という視点からプロジェクトを考えました。PRENGOのメンバーのサポートもあり,より具体的な案を考えだすことができました。今年度は昨年度から一歩進めて,プレゼンの時間も作り,お互いの企画を知ることもできました。

③PRENGO活動紹介:
 たった数年年上の先輩方が大学生が実際にタイに行き,現地の人々と共に活動をしていることを知り,自分たちもできることがあることを実感できました。

 この授業を通して,「日本人が考える“良いもの”と,現地の人が“望むもの”は違う」ということなど,開発にとって大切なこと深く理解することができました。


(注)PRENGOは2003年4月,児童の教育支援をおこなう国際NGOとして,立命館アジア太平洋大学に創設された学生団体です。詳細はPRENGO HP(http://prengo.org)をご覧ください。