スーパーグローバルハイスクール(SGH)

高校 2017秋の講演会を行いました

10月2日、国際交流基金日中交流センター所長 阿南 惟茂(あなみ これしげ)氏が来校し、講演会が行われました。

 阿南氏は、在中華人民共和国 特命全権大使、外務省アジア局長を歴任されており、ご自身の歩まれた経験を通して、世界情勢(特に中国、北朝鮮)や多文化理解について講演いただきました。スケールが大きく、グローバルなお話の中に、日常に生かせるヒントが沢山ありました。また、これからの多様な社会を生きていくために何が必要かをお話いただきました。


 【生徒感想】
 長い間、外交官として世界を考えられてきた阿南先生にだからこそ、語ることの出来るエピソードがいくつもあり、とても興味深い講演でした。私は留学に興味があるが、講演を聞いて海外に出てみたいという気持ちが一段と強くなりました。若いときに多様な民族、言語や価値感が存在する国で生活することは、これからの人生に大きな影響を与えると改めて学びました。異文化をよく理解し、グローバルな視点だけでなく、ユニバーサルな視点も身につけるためにも、阿南氏がおっしゃる様に良い本を沢山読みたいです。読書によって日本の歴史、知識や教養を自分のものとし、多様化が進む国際社会で生きていきたいと思います。
 多様な民族がいる世界で生きていくために大切な事や、人生を豊かにする方法について知ることが出来ました。最近はグローバルが良く言われているが、同時に“ローカリズム”という視点を持つ事が大切だというのは意外でした。また、“世界的な視野”を超えた“宇宙的な視野”を持つ事が大切というのがとても印象に残りました。
 阿南先生は自身の経験から、生きていく上で大切なことを教えて下さりました。自分と向き合うことや、深く考え深く学ぶこと。そして本をよく読み、自分と別のものに沢山触れることで視野が広がることなど、沢山聞くことができました。今後の人生に活かしていきたいです。