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SGH アジア学 高大連携講座第3弾 APU大塚先生講義

JBコースの「アジア学」講座は,立命館アジア太平洋大学(APU)との高大連携講座です。
APUの先生に本校にご来校いただき、2時間の授業を実施。1・2週間後に、本校とAPUとをテレビ回線で繋ぎ、サテライト授業を2時間実施します。

 今年度の第3弾の連携講座は、APUアジア太平洋学部(APS)の大塚宏蔵先生です。大塚先生は「応用経済学」が専門で、今回の講座ではアジア市場の動向と投資計画についての授業をしていただきました。

本校授業:10/12(金) 3・4時間目
サテライト授業:10/26(金) 3・4時間目

生徒感想
 大塚先生の講義でアジアの国々がどんな産業に力を入れているのか、様々な特色を知ることができました。自分が、周りの国と日本にどんな繋がりを持っているかなど、知らない事ばかりで、歴史ではなく、今の経済の動きについて新しく知識を得ることができました。また講義後、テレビの中で他国についてみたときに、この国に日本のどんな物をその国に取り入れたらよいかなど、新視点で見るようになりました。私は授業に中で、知識として言葉ではわかっていても、いざ自分が投資の取り組みを考えると、発想があっても双方にとっての利益や国が抱える問題まで考えると、とても難しいと感じました。
 アジアの経済が現在速いペースで成長を遂げているということを知りました。その要因として、貯蓄や教育、政府の介入、貿易などがありました。特に貿易において国内の産業を守るために輸入制限をする国は多いが、アジアの国々は輸出をどんどんしているということが分かりました。弱い産業を守ろうとするのではなく、自分達の強みである産業で、沢山輸出を行なって市場を広げていくことで経済成長に繋がると学びました。またそれぞれの国によって、特徴や抱えている問題が異なっていて、新たな市場を開拓する時には、それらの国に合った提案をしなければならないのだと思いました。投資を考えるときは、受け入れ側としては労働場所や技術の増加、投資側としては人件費の軽減や新しい市場の開拓などが挙げられ、それらを考慮した上で両国の利益につながる産業を選ばなければならないと思いました。少し難しい課題だったけれど、楽しく出来たので良かったです。