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SGH 国際社会 アイヌ特別講義Ⅰ 北海道博物館 小川正人氏

 5月16日、北海道博物館 アイヌ民族文化研究センター長 小川正人氏による、高3国際社会のアイヌ特別講義を実施しました。講義のテーマは「アイヌ近現代史を考えるために」と題して、北海道旧土人保護法を中心にアイヌがおかれてきた厳しい状況を知る授業となりました。

生徒感想①:今回のアイヌに関しての講義を聞いて、とても難しい内容だと感じました。アイヌと和人の昔からの関係性について、その背景を聞くことができてとても勉強になりました。元々知っていた知識も沢山あり、更に理解が深まりました。この体験を活かして今後のアイヌ学習に役立てたいと思いました。

生徒感想②:先日、TEPUIA交流でマオリの高校生と交流できたことで、マオリの現状などを理解することができました。そして今日、アイヌについての講義を受けたことで、比較して考えることができたので、より深く学べました。

生徒感想③:アイヌ民族についての講義を聞いて、私も含まれるがアイヌ民族に関しての認識がとても低いと改めて感じました。昔からアイヌ民族の為の法律「北海道旧土人保護法」があったにもかかわらず、差別され続けて、法律に定められた警察令・罰金・禁固刑などが適用されていなかったということが本当に残念だと思いました。アイヌということを隠さず、堂々と自信を持って生きていくためには、私達がどのようにすればいいのかが、これからの課題だと感じました。