スーパーサイエンスハイスクール(SSH)

高校自然科学部物理班 ロケット甲子園に出場,3位



 ロケット甲子園は日本モデルロケット協会が主催する高校生のモデルロケット大会です。秋田県能代市のJAXA研究施設の近く,第3鉱さい堆積場を会場にしています。今年は5校8チームの参加があり,年々徐々に参加チームが増えてきました。指定のロケットエンジンを使用して自作ロケットを使い,大会規定の最高高度825ft(約251m),滞空時間48~50秒となるように打ち上げ,搭載した生卵2個を破損せずに回収することを競います。
 「能代宇宙イベント」の一プログラムで,同時並行で実施される大学生のハイブリッドロケット打ち上げ等と時間を調整しながら進行するので,事前準備と状況に合わせた臨機応変な対応が求められます。また,着地点は数百m離れた背丈ほどもある湿地の藪,林の梢などのこともあり,体力勝負の要素もあります。
 アメリカで行われるモデルロケットの学生国際競技TARCへの日本代表の選抜を兼ねていて,優勝チームにはその出場権が与えられます。慶祥は2チーム参加して3,4位でした。来年こそは優勝を目指します。