スーパーサイエンスハイスクール(SSH)

SSHオーストラリア海外研修3日目




【9月16日(月)(3日目) 】

 グレナンガ高校との交流です
 
 8:55-Welcome Ceremony/ 研修生徒代表の寺西未有さんの挨拶や日本語課程の生徒と意見交換会を行いました。同世代との直接の会話で、学校やそこの先生・生徒と打ち解けることができました。
 1講目-物理/ 自由落下の実験を屋外で行いました。研修に参加した高校1、2年生ともにすでに慶祥で学習していますが、解っていることを英語で学びなおすことが生きた英語の学習にとても効果的です。
 2講目-化学/ 酸塩基の中和滴定を実験しました。グレナンガ校の中学3年生が実験の様子を見ていきました。
 3講目-生物/ 植物とは何かを考えました。まずは植物の特徴について、グレナンガ校の生徒たちと討論を交え、その後、植物の細胞構造や生活環などの説明を受けました。
 4講目-物理/ ばねを使ったフックの法則の実験を行いました。理論の説明を受けてフックの法則の式の確認をした後、実験で法則が成り立つことや周期の関係性を確認しました。

【リポーター:中川原未桜さん(1年)】
 この日はグレナンガ高校の初登校日でした。私はこれから始まる学校生活にとても緊張していました。
Welcome Ceremonyでは日本語を勉強している生徒の皆さんと意見交流をしました。日本でしか使われていない言語なのにもかかわらず、一生懸命勉強してくれていて嬉しかったです。会話が弾んで朝の緊張が解けました。
 物理で自由落下の実験をしました。先生の英語は分からなかったけど数式で言いたいことが伝わってきました。数式は万国共通だと感じました。
生物の授業ではパワーポイントも使いノートを取っている人はほとんどいませんでした。生徒が持っているパソコンの中にそのパワーポイントが入っているようです。
 全体を通してグレナンガ高校の授業は、学びを楽しむことが本質にあるのだと思いました。日本の授業方式も素晴らしいですが、この方式もとても良いと思います。
 バディ以外の生徒も私たちの世話をしてくれました。グレナンガ高校の方々のサポートで素晴らしい一日になりました。