スーパーサイエンスハイスクール(SSH)

SSHオーストラリア海外研修の事前研修でオーストラリア人講師を招いて研修しました



 10月6日(月)16:15~17:45に,SSHオーストラリア海外研修に参加する6名が,ハトリー・エリック氏(室蘭工業大学 講師)を招いてオーストラリアについて学習しました。

 まずは,ハトリー先生からオーストラリアの自然や文化についてプロジェクタを用いた説明がありました。 陸生・海生の野生動物についてでは,有毒なセアカグモへの対応方法,コアラやカンガルーがかわいいイメージ通りではなく時には危険な野生動物であることなどの説明に,受講生徒からは驚きの声があがりました。

  有袋類の世界に人が持ち込んだウサギ・カエルがオーストラリアの生態系に大きな脅威を与えていることに,科学的な検討の重要性を感じていました。  その後,研修に出発する6人が一人一人簡単に自己紹介とオーストラリアで調べてみたいことについて,ハトリー先生に英語で説明しました。 ハトリー先生からは参加生徒の発表ごとに,searchとresearchの差異や地層は博物館での調査が 効率的だろうなどを指摘していただきました。

 最後に,引率教員の細川先生が今回のオーストラリア海外研修の出発までの準備やアデレードの生活について説明があり,1週間後に控えた出発に向け,新たな期待と心の準備をしました。 慶祥のSSH海外研修は,訪問先の海外生徒と共同授業を受けるなどの国際的なコミュニケーション能力の向上と,訪問国の自然科学とそれを活用した技術(科学技術)を直接見聞して世界的な視野を身につけることが目標です。