スーパーサイエンスハイスクール(SSH)

高2現代科学Ⅱ「応用課題研究」で羽部朝男先生(北大)の取材をしました


 9月11日(木),高2理系のSSH学校設定科目「現代科学Ⅱ」の単元「応用課題研究」の1テーマとして「科学コミュニケーション」を選択した15名のうち5名の生徒が,札幌駅前通地下歩道空間で行われた北大アーティストカフェ第2夜「セカイのはじまり~宇宙のカタチを描く~」羽部朝男教授(北海道大学理学研究院)を取材しました。

 羽部先生と大学院生の岸田望美さんとの問答形式で,ニュートン力学から相対性理論にいたるまでの物理学の変遷を概観して宇宙の始まりと膨張について語られました。アインシュタインが提唱し否定されていた宇宙項が最近見直されてきているとの話に驚きました。

 「現代科学Ⅱ」の「応用課題研究」とは,課題を発見し解決する方法を検討する力を伸ばすことを目的にしています。今回の「科学コミュニケーション」は,自然科学やそれを活用した技術(科学技術)を社会に伝える実習を通して,そこで感じた課題とその解決を考えようというものです。