スーパーサイエンスハイスクール(SSH)

高2現代科学Ⅱ「応用課題研究」で杉山 慎先生(北大)の取材をしました


 9月25日(木),高2理系のSSH学校設定科目「現代科学Ⅱ」の単元「応用課題研究」の1テーマとして「科学コミュニケーション」を選択した15名のうち5名の生徒が,札幌駅前通地下歩道空間で行われた北大アーティストカフェ第4夜「いちめんのひょうが ~南極で氷河の底をのぞく~」杉山 慎准教授(北海道大学低温科学研究所)を取材しました。

 杉山先生と大津珠子先生(北大CoSTEP)との問答形式で,南極の氷の研究について語られていました。話題は地球温暖化の進展を調べるための重要な資料となる氷床の謎についてで,氷床の下に海水が侵入していることや,思いがけない発見などについての説明がありました。
 また,休憩時間のときに南極で使う防寒着の試着体験がありました。

 「現代科学Ⅱ」の「応用課題研究」とは,課題を発見し解決する方法を検討する力を伸ばすことを目的にしています。今回の「科学コミュニケーション」は,自然科学やそれを活用した技術(科学技術)を社会に伝える実習を通して,そこで感じた課題とその解決を考えようというものです。