5月16日（土），自然科学部生物班の越智君，佐藤君，菅原さんの3名が，日本生化学会近畿支部例会（立命館大学びわこくさつキャンパス（BKC））の高校生発表の部にて「無葉緑植物ギンリョウソウと外生菌根菌の共生関係」のポスター発表を行いました。

　BKCは理系慶祥生にとって，あこがれのキャンパスです。一度はじっくり見てみたい気持ちが抑えられず，発表の出番があるまでキャンパスを一巡りしました。
　午後にポスター発表の時間があり，さまざまな大学や企業の生化学系の研究が，エポック21のホールに一堂に会して行われました。その一角に慶祥を含む8校ほどの高校生発表を行いました。大学の先生，大学院生，企業研究者の方々は，思い思いに興味のあるポスターの前に立ち発表を聞くのですが，高校生発表の区画はポスター発表の時間をとおして満員電車のような混み具合でした。

　外生菌根菌をテーマにした発表は，研究の成果を積み重ねて，年々，深みを増しています。継続した研究は，一朝一夕では見えないことに気づいたり，先輩から後輩へ研究で必要なことが受け継がれたりしていきます。生物班は，研究活動で今年も頑張っています。