スーパーサイエンスハイスクール(SSH)

高1学年の現代科学Ⅰで基礎課題研究の発表を行いました

2月上旬~中旬にかけ,物理基礎・化学基礎・生物基礎の授業枠を使って,現代科学Ⅰの基礎課題研究のグループ討議とクラス内発表会を行いました。



 共通テーマは「地球温暖化」です。
 夏季休業の課題で,気温の測定と天気予報との関係を考察しました。
 冬季休業では,インターネット等で集めることができる資料を基に,いわゆる地球温暖化現象を科学的に検討したA3判ポスターを各自が作成しています。
 今回の基礎課題研究発表会では,冬季休業課題での3テーマ「北極の海氷面積が減少傾向にあること」「山岳氷河が縮小傾向にあること」「世界の平均気温の15年間の傾向で考えられること」で,同じテーマを選んだ人が班を作り,議論を深め,その成果をクラスの中でポスター発表する形式です。
 合理的に考えをまとめ,相手に自分の考えを説明し,また,相手の意見を理解して,議論を深めることができる力を身に付けることを目的にしています。

 1時間目は,基礎課題研究発表会に向けた説明を受け,3-4人で1班を作り,発表用のポスターに仕上げて次回の準備をしました。
 2時間目では,班毎に集まり,冬季休業課題でまとめた各自の意見を元に,班内で共通している点と相違している点はそれぞれ何かを確認して,議論を深めていました。
 3時間目は,クラス内で班をA,Bの2グループに分け,授業の前半はAグループの班が発表し,Bグループは聞く側に徹します。授業の後半はAB役割を交代してポルター発表をしました。