スーパーサイエンスハイスクール(SSH)

2018年度 重点枠SSH インドネシア海外研修 レポート一覧

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2018年度 重点枠SSH インドネシア海外研修【1日目】

2月11日
慶祥が開発している重点枠SSH国際共同課題研究プロジェクトに,今年度インドネシア海外研修が新たに加わりました。




 このプロジェクトのメソッドは昨年度よりタイの学校との間でスタートさせたもので,海外の高校と日本国内の複数の高校から参加生徒を募っています。いくつかの研究テーマで両国生徒混合のグループを作り,LINEを用いた研究計画のディスカッションや,予備実験の情報共有を進めてきました。

 今回訪問するのはインドネシアのジョグジャカルタ特別州にある,Budi Mulia Dua International Schoolです。イスラム教に基づいて教育を展開し,立命館大学への進学者も輩出するなど日本との関わりも深く,国内外のサイエンスフェアにも多くの生徒が参加しています。

 インドネシアは言わずと知れた火山大国であり,火山や地震に関するテーマを提案し合い,最終的に4つのテーマに絞りました。

 今回は慶祥に加えて,札幌開成,札幌藻岩,国際基督教大学高校から参加者が集まり,ジャカルタ空港のロビーで初めて全員が顔を突き合わせて自己紹介をしました。これからの一週間,苦楽を共にするメンバーです。

 初日は丸一日移動に費やし,夜にジョグジャカルタにたどり着いたところでホストファミリーが暖かく出迎えてくれました。飛行機の名では緊張気味だった生徒たちの顔を少し緩んだようです。明日から本格的な研修が始まります。文化や言葉の違いを超えて,一緒にアース・サイエンスを楽しみましょう。