スーパーサイエンスハイスクール(SSH)

全道の中学生・高校生を対象に数理・科学チャレンジ オータムキャンプ2019を実施しました。(SSH重点枠)

 数理・科学チャレンジ オータムキャンプ2019は,9月15,16日の2日間,慶祥の校舎を会場に実施され,慶祥と全道の中学生・高校生が活動に参加しました。
 数理・科学チャレンジは,物理,化学,生物,地学,数学の国際科学オリンピックに挑戦する全道の中学生・高校生のための学習会です。
 慶祥中学生・高校生32名,道内の中学生高校生29名の計55名が参加しました。


参加者の学校は次のとおりです。
 【高等学校】
  釧路湖陵,札幌日本大学,北海道科学大学,立命館慶祥
 【中学校】
  北海道教育大付属札幌,江別市立大麻,札幌市立啓明,札幌市立太平,札幌市立手稲,札幌日本大学,立命館慶祥
 【中等教育学校】
  市立札幌開成

通常の講義では各領域の専門家の先生をお招きして,生徒たちに国際科学オリンピックに挑戦する意欲を促す講義を実施していただきました。参加した生徒たちからは,普段の学校の教科書を超えた内容に果敢にチャレンジし,苦しいながらも充実した6時間を過ごしましたとの声が多く聞かれました。
 共同活動では,生徒たちは学校、希望領域を超えてグループを作り,海洋ゴミ問題について科学的解決策を探究しました。
 本年度から,通常の講義に加えてサブメジャー講義を試みました。サブメジャー講義では,生徒たちは,通常の講義で選択した領域とは異なる領域の講義を受講しました。幅広い視野を持つことと,領域融合的な思考を持つことを目指した講義です。
参加した生徒からは,とても有意義であったという声と,難しかったとの声の両論が聞かれ,より有意義な講義になるよう運営側にも課題が残りました。
 また入門コースのサブメジャー講義は,米国人講師による英語での土木工学の実習講義を実施しました。参加生徒は全員中学生でしたが,英語を使った議論に積極的に参加していました。