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STORY 卒業生のストーリー

「世界に通用する18歳」を目指して過ごす立命館慶祥中学校・高等学校の生徒たち。
彼ら・彼女らは、卒業後にどのような道を歩み、どのような活動をしているのでしょうか。
卒業生のみなさんに、現在のお仕事と、慶祥で過ごした経験について語っていただきました。

高橋 都香さん

医師としての礎を築いた
慶祥の学び。

慶祥高校では勉強はもちろんのこと、海外研修旅行や講演会などの課外活動にも力を入れていたことが印象的でした。また、テーマに沿って自ら調べ、プレゼンテーションを通して意見を発表する機会も多くあります。現在、医師として働くうえで、患者さんやその家族はもちろんのこと、医師同士・コメディカルの方とのコミュニケーションは必須です。その上、中学や高校までとは異なり正解のない問題に直面することも多々あります。その時に、受験勉強だけでは決して得られなかっただろう、慶祥で学んだ力が生かされていると感じます。今後は、整形外科の医師として、1人でも多くの患者さんを笑顔にすることが私の夢です。

勤医協中央病院 医師

高橋 都香さん

札幌医科大学 医学部医学科
立命館慶祥高校 2005年卒業
海外研修先:ドイツ
陸上競技部

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勉強しづらい分野も、
丁寧なアドバイスで習得。

立命館慶祥高校の先生方は、授業はもちろん放課後講習などでも非常に熱心に教えてくださり、大変良い環境で学ぶことができました。特に国語の記述問題や英作文など、自分自身で勉強しづらい分野も、丁寧にアドバイスを受けながら学んだことが印象に残っています。現在私は宇治徳洲会病院で救急総合診療科医師として勤務しています。急性期疾患を幅広く診療しつつ、将来は総合内科医を目指して勉強中です。

宇治徳洲会病院救急総合診療科 医師

境 達郎さん

北海道大学 医学部医学科
立命館慶祥高校 2003年卒業
海外研修先:ベトナム
境 達郎さん

区切り線

石塚 慶如さん

高校の「課題研究」から、
弁護士の道へ。

慶祥高校では、目的意識を持ち、常に疑問を持ちながら主体的に考え、行動する大切さを学びました。高校3年次の「課題研究」という授業では、裁判員制度の疑問点を書籍や弁護士への聞き取りにより徹底的に調査し論文を執筆。その経験から法律への興味関心が湧き、法学部進学後も疑問点をすべて教授と議論して解決し、主体的な勉強を習慣とすることができました。弁護士の仕事は、依頼者と協力して疑問点を解決するとともに、法律専門家として説得的な書面や証拠を作成することが求められます。慶祥高校で学んだ「目的意識を持つ」、「主体的に考え行動する」ことは、私の仕事の基礎となっていると感じています。

札幌総合法律事務所 弁護士

石塚 慶如さん

立命館大学 法学部
立命館大学 法科大学院
立命館慶祥高校 2003年卒業
海外研修先:ドイツ
野球部

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慶祥での先生や仲間との経験が、
新たなチャレンジを可能にしてくれた。

立命館慶祥高校で3年間を過ごし、立命館大学を卒業後、グローバルな舞台を求めて、メーカーへ入社しました。世界中の人たちと協力し、また競争を続ける日々の中ではすべてが思い通りに進むことはありません。常にコミュニケーションの課題、グローバル競争のスピードなどによりトライ&エラーの連続ですが、その中で自分を如何に強く持つか、リーダーシップをどう発揮するかを求められているのだと思います。立命館慶祥高校での3年間で得た常に刺激を与えてくれる先生方と仲間、そして所属していた野球部での鍛錬が世界へのチャレンジを可能にしてくれたと思います。

パナソニック株式会社

武田 章男さん

立命館大学 経営学部
海外研修先:中国
武田 章男さん

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谷岡 碧さん

恩師の言葉を指針に、
アジアに生きる。

「いざ爽やかに地球を語る人となれ!」これは、私が慶祥高校を卒業する際、恩師である江口準先生に贈られた言葉です。様々な海外研修に参加し、自らの目で見た世界の「現状」を、弁論研究部の活動を通じて「伝える」ことに懸けた高校3年間。慶祥での学びが、今の私のすべての基礎となっています。テレビ局の記者を経て、現在はタイ・チェンマイに拠点を移し、HIVに母子感染した子どもたちが暮らす生活施設を運営する、NPO「バーンロムサイ」で仕事をしています。アジアから日本へ、新しい社会貢献の在り方を発信することが、今の私の夢。アジアに生きる今、恩師の言葉は私の大切な「指針」です。
現在札幌にて、北海道新聞で絵本コラムを連載中です。ぜひご覧ください。

NPO「バーンロムサイ」

谷岡 碧さん

慶應義塾大学 総合政策学部
立命館慶祥高校 2003年卒業
海外研修先:ベトナム
弁論研究部

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大学を先取りした授業が、
自分の表現力を養成。

私は慶祥高校での3年間で、将来海外で働きたいという思いを確たるものにしました。他校では学ぶ機会が無いだろう、世界に目を向けた授業が多かったからです。教科書に沿った授業だけではなく、世界の環境問題や歴史問題等、先生が独自に準備した授業が多数。レポート作成、ディベート、プレゼンテーション等、大学を先取りした授業も多く、自分の考えを適切に表現する力を養うことができました。海外勤務を目標にした私は、内部進学で国際関係学部を選択。優秀で個性あふれる友人に囲まれながら、慶祥で培った基礎は十分に通用したと思っています。大学卒業後は商社に就職し、会社派遣で北京に留学した後、現在は上海で勤務しています。

阪和興業株式会社

木佐 章悟さん

立命館大学 国際関係学部
立命館慶祥高校 2001年卒業
海外研修先:中国・モンゴル
サッカー部
木佐 章悟さん

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生田 秀さん

ディベートの経験が、
法廷に活きている。

慶祥高校ではディベート部に所属。ディベートは言葉のスポーツであり、1つの論題を巡って議論を戦わせていました。いまは弁護士として法廷で戦っており、卒業から十数年が経過しても同じようなことをしているなと感じています。僕は日本法の弁護士ですが、最近では中小企業も海外と直接取引を行っており、国際結婚の増加により国際離婚や国際相続が問題になるなど、通常の弁護士業務で外国語や外国法に触れる機会が多くあります。グローバルな視点が確実に役立つ時代と言えるでしょう。

大毅法律事務所 弁護士

生田 秀さん

東京大学 法学部
早稲田大学 大学院法務研究科卒業
立命館慶祥高校 2001年卒業
海外研修先:リトアニア
ディベート部

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世界を知り、自己啓発につながる、
海外研修。

立命館慶祥在校中、勉学や課外活動を通して将来国際人として働く基盤作りになる経験をさせていただきました。学校生活における留学生とのふれあい、交換留学制度、そして海外研修旅行など、様々な可能性を与えてくれる高校での生活は、世界を知るだけではなく、自己啓発にもつながると思います。現在はオランダ、マーストリヒトに在る欧州ジャーナリズムセンターでプロジェクトマネジャーをつとめ、ヨーロッパ各地のジャーナリスト、日本の記者と共に働いています。東日本大震災の報道・ソーシャルメディアの使われ方から学ぶことが多々あり、当センターで緊急時のジャーナリズムに関する新しいプロジェクトを企画しました。

欧州ジャーナリズムセンター

椿 梨奈さん

立命館アジア太平洋大学 ライデン大学
マーストリヒト大学卒業
立命館慶祥高校 2003年卒業
椿 梨奈さん