立命館慶祥中学校・立命館慶祥高等学校

立命館慶祥中学校・立命館慶祥高等学校 海外研修

中学校 ニュージーランド研修レポート ハミルトン地区

2019年10月14日(月)

St.Columba’s Catholic ①

Hello!St.Columba’s Catholic School担当の冨田です!こちらの9人は緊張しながら,13日(日)夕方,日差しの強い晴天の中,ホストファミリーとお会いしました。住宅内にあるSt Columba's Catholic Schoolは十字架がとても印象的で,待っていてくださったご家族,小さい子どもさんたちにみんなとても興奮していました。14日(月)朝は,とても寒かったのですが,いつもよりゆったり登校し,みんな笑顔で,どの生徒も「英語で気持ちを伝えるのは難しいけど,ホストファミリーが優しくてよかった」と話していました。小さいお子さんと触れ合ったり,ゲームをしたり,しっかりコミュニケーションを取っていました。お弁当もいつもより大きめのサイズで,果物とサンドウィッチを作っていただいたようでした。
 Welcome ceremonyは後日ということで,初日は現地校の校長先生から挨拶していただき,終始厳かな雰囲気の中,紹介していただきました。『Hongi』を初めて経験したみんなは少し照れていました。ラグビーワールドカップ8強入りの話題があったこともあり,現地校の先生方から生徒もよく質問されていました。2,3人で4つのclassroomに入り,札幌のこと,ラグビーワールドカップのことに関係した授業を受けたり,カトリックスクールのためRosaryのことを学んだり,ステンドグラス作成のため色塗りをしていました。ニワトリやアヒルなどの動物もいて,普段とは全く違う生活の始まりました。
 昼休み,みんなに様子を聞こうと図書館で待っていたのですが,誰も来ず…。それには理由がありました。素早くお昼を食べ,現地校の生徒さんたちと遊んだり,話をしていたようでした。すごく安心しました。St.Columba’sでは年長者が小さい子どもたちの面倒をよく見ています。みんなの方が年上ですが,しっかりみんなをサポートしてくれている様子も伺えました。現地校の先生方が『Lovely Student』という意味が少し分かった気がします。
 まだ移動の疲れが残っていると思いますので,よく食べて,よく寝て,コミュニケーション取ってほしいと初日のジャーナルには書きました。到着した日もいろいろなところに連れていってもらったようですが,今週末,ホストファミリーがみんなをどんなところに連れていってくれるのか,私も楽しみです!!

(冨田)

Peachgrove Intermediate ①

10月13日(日)の夕方,ハミルトンのPeachgrove Intermediateに到着した立命館慶祥生17名はホストファミリーとの対面を果たしました。熱烈な歓迎の抱擁に戸惑いの表情を見せる生徒もいましたが,「Nice to meet you. My name is…」と笑顔で挨拶を交わしたり,明日の予定を確認したりするなど,早速英語を使ってコミュニケーションをはかろうとする積極的な姿勢が目立ちました。
 そして14日(月)の朝,初めて登校して各ホームルームで自己紹介をした後,全校生徒がアッセンブリーに集まって立命館慶祥生を歓迎するWelcome Ceremonyがありました。現地校生徒の大迫力のニュージーランド国歌合唱の後は慶祥生の番。まずは厳粛な雰囲気で「君が代」を歌い上げ,2曲目は「Take Me Home, Country Roads」。軽快なリズムで楽しそうに歌う慶祥生と,大きな手拍子で盛り上げる現地校生徒,そして歌を口ずさむ先生たちの心がひとつになったようで,感動的な光景でした。
 大感激の歓迎式典を終え,各教室に分かれて授業を受けます。英作文・料理・コンピューターなどに加え,体育の授業もあり,年下の現地校生徒と英会話やジェスチャーでコミュニケーションをとりながら一つひとつのカリキュラムに精一杯取り組みました。教室の配置に慣れ,バディーだけでなく多くの現地校生徒と交流が深まりつつあるところでカリキュラムは全て終了。15時過ぎに迎えに来たホストファミリーの顔を見た途端,担当教員(里見)との会話もそこそこにファミリーと談笑しながら家路につきました。日本とまったく違う,ニュージーランドでの学校と家庭での生活を満喫し始めた慶祥生たち。無駄なことは何一つない。「Learning without Limits」をモットーにかかげるPeachgroveで,日本では学べない大事なことを慶祥生17名は明日も無制限に学ぶことでしょう。

(里見)

Te Rapa ①

ニュージーランドで最初のホストファミリーとの1日を終えて,今朝10℃を下回る寒さの中,全員が登校してくれました。
 朝私に会うなり,昨夜のホストファミリーとの過ごした時間について,驚いたことや不思議に感じたこと,そして嬉しかったことなどを口々に話してくれました。もちろん,まだまだ戸惑っている生徒もありましたが,これからのホストファミリーとの生活の中で自分からコミュニケーションを取り,少しずつでも良いから,お互いのことを理解していけたら良いねと話しています。
 さて,今日のメインイベントはやはり,Te Rapaの生徒・先生たちからのPowhiri(=マオリ伝統の歓迎会)でした。生徒たちの素晴らしいハカに始まり,現地校生徒からのスピーチ,そして歌を送ってくれて,私たちはそれに対して同様にスピーチと歌を返しました。
 スピーチは本グループのキャプテンである内田直哉くんが立派に行い,歌も,少ない時間ながら練習した成果をしっかりと発揮できたのではないかと思います。
 その後の生徒たちは,現地校の生徒たち(year 7・8=12・13歳)と一緒に授業を受けました。生徒たちにとって初めての英語しか伝わらない状況での授業が私も心配で,感想を帰りに聞きましたが,とにかくその元気さに圧倒されたと言いつつも,皆とても充実した表情を浮かべていて,一安心でした。
 明日からもまだくすぶった天気が続くようですが,細かに生徒の様子を見つつ,生徒たちの充実したニュージーランド生活をサポートしていきたいと思います。
 本日ははここまで…  次回の投稿をお楽しみに! 

(根岸)