立命館慶祥中学校・立命館慶祥高等学校

立命館慶祥中学校・立命館慶祥高等学校 海外研修

中学校 ニュージーランド研修レポート

2019年10月24日(木)

Maeroa ③

Team Maeroa”近況報告、第3弾です!!!
 24人のメンバーは日に日に現地の生活に馴染んでいき、思わず出てくる言葉が「Hey」「Yeah」など英語になっていたり、朝に会うと「おはよう」の代わりにハイタッチする生徒なども出てきて、日本にいたとき以上に明るく、よりワールドワイドに進化しています!
週末を迎え、月曜日の午後には体育の授業で特殊なゲーム(鬼ごっこのようなもの)をしました。最初はルールが複雑でわからない生徒もいましたが、現地の生徒に聞いてみたり、とにかくまずは体を動かしてから!ととにかく走り回ってみたりしていました。終わった後のメンバーの顔は非常に活き活きとしており、普段クラスメートではない現地校生徒とも仲良くなっていました。スポーツは全世界共通、言葉を超えたつながりがそこにはありました。
 火曜日のロトルア1 day tripで久しぶりに慶祥生と再会し、リフレッシュした翌日にはいよいよ日本文化体験。いままでたくさんのおもてなしをしてもらったNZに向けて、”Team Maeroa”のメンバーは精一杯よさこいを披露しました。日本で準備して以来のぶっつけ本番で、なかなか上手くいかない場面もありましたが、現地校の全校生徒のまっすぐな視線に応えるように精一杯のパフォーマンスをした結果、会場からはものすごく大きな拍手。生徒たちにとってもこれ以上ない達成感を味わうことができたと思います。よさこいの披露が終わった後には、各班に分かれて折り紙や福笑い、あやとりや輪投げなどを体験させていました。精一杯準備したり、本番でも必死に英語でやり方を説明した姿が印象的で、最後には現地校の生徒と一緒によさこいを踊り、大成功に終わりました。ジャーナルからも非常にポジティブな内容が次の日には記されてました。
 毎日毎日成長を続ける”Team Maeroa”の研修も、気づけばあと1週間を切りました。帰国した際には、出国前より大きく、立派になったメンバーが帰ってきます。お楽しみに!

(橋本)

Peachgrove ③

ハロー! 里見です。10月24日、Peachgroveにて立命館慶祥生17名のFarewell Ceremony(お別れパーティー)が開催されました。ホストファミリーとバディー、そして現地校の先生・生徒たちを招待し、まずは慶祥生全員でよさこい演舞を披露。ソーラン節のリズムに合わせて力強く踊る慶祥生の迫力にどよめきが起き、最後に「ヤー!」の掛け声とともにポーズを決めるとホール中に鳴り響く拍手喝采が巻き起こりました。続いて慶祥生女子7名のダンスユニットがPENTAGONのヒット曲「Shine」のダンスを踊り始めると、会場はさらに盛り上がります。力強く腕を振りながらステップを踏むハンマーダンスを真似して踊りだす現地校生徒がいたりと、日本での練習の成果をいかんなく発揮した慶祥生のパフォーマンスでした。その後、リーダーの渡邉正紀くんが2週間の感謝の気持ちを述べるスピーチをし、校長先生から修了証を一人ずつ手渡された後は軽食を食べながら歓談の時間。ここまでの滞在ですっかり仲良くなったホストファミリーから「Wonderful!」などとパフォーマンスの感想をもらいつつ、ジュースを片手に笑顔で言葉を交わす姿が印象的でした。授業での話を聞く姿勢、理解力、分からないことはとことん質問する積極性などをPeachgroveの先生方に高く評価された慶祥生たち。「世界に通用する18歳」へ向け、最高の一歩を踏み出せたように思います。
 ここまでのニュージーランド生活、楽しいことばかりではありませんでした。英語の発音に戸惑ったり、食事が口に合わなかったり、バディーに言いたいことが伝わらなかったりして涙を流す生徒もいました。でも、そんな困難をすべて「成長のチャンス」と前向きにとらえ、仲間と励ましあったからこそ今日のFarewell Ceremonyの大成功があります。
 今回のPeachgroveでのカリキュラムは明日で終わりですが、それは同時に、慶祥生とPeachgroveの仲間たちが世界をより良く変えていく物語の始まりでもあります。2週間を同じ場所で過ごし、ともに学び、ともに遊び、楽しいこともつらいことも分かち合った日本とニュージーランドの生徒たち。彼らの今後の活躍を確信しつつ、中3ニュージーランド研修レポート(Peachgrove編)の筆をおくことにします。ありがとうございました。

(里見)

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