14日からはじまったニュージーランドでの生活も,一週間が経ちました。この週末ではマウントマンガヌイ登山やホットプールなどに連れて行ってもらい,ホストファミリーとの時間をすごしたそうです。先週の授業では,授業の一環として慶祥生のみでビーチに行き,マンガヌイの美しい自然にふれました。
現地校での生活ですが,彼らの表情・言葉から,わずかですが確かな変化を感じます。その変化について,この報告をご覧になっている方々にもぜひ理解して頂きたいと思い,書きます。この研修の意義の大きな部分だと,僕が信じているからです。
それは,「ひとりひとりが努力をつづけた,その成果が現れている」ということです。一週目には,緊張感のある表情でバディに接したり,戸惑いを示す生徒が見られました。二週目に入ったいまでも,すべて完璧とは言えませんが,それでも,一人ひとりが「自分が一週目にできなかったこと(課題)」をクリアすべく,交流を続けています。その成果がいま,出始めているように感じています。
「午後から授業がない日,昼休み終わりに“また明日ね”とバディに言うことができた」
「夕食時,“おかわりがほしい”とホストファミリーに伝えることができた」
「日本料理をつくり,喜んでもらえることができた」
手ごたえを生徒たち自身が感じていると思います。その手ごたえ・課題に,残り一週間となった学校生活でどれだけチャレンジできるかが,次のステップです。ひたむきなチャレンジを続ける22人を,僕は見つめ,応援しています。
(西島)