3月18日，20名からなる株式会社R-willの代表メンバー4名が東京築地にある朝日新聞本社で行われた合同株主総会に参加しました。1株100円x100株＝1万円の資本金で16週間の活動の結果，233個の商品を売り切り，実に139,800円を売り上げました。その結果1株あたり140円の配当を出すまでの利益を上げました。といっても彼らはお金儲けのためだけに活動してはいなかったのです。
　発表の中で社長が「お金の大切さが身にしみてわかった」「生産する側がいいと思っても，顧客の需要を満足させることの難しさ」「社員全員を同じ意識に高めることの難しさ」といった，実社会さながらの厳しい現実を克服してきました。生徒の多くは大学で学びを始める前に，起業経験をできたことは大きな意味があったと述べています。それは単に会社の真似事ができ，儲けがあったからではなく，「大学で何を勉強すべきか，その後どのようなキャリアを構築すべきか・・・」「向いていると思わなかったことをやって褒められた」など机上の理論だけでは気づけなかっただろう，新しい自分や新しい気づきにつながったからです。
　株主の皆様，JR北海道様，ジュニアアチーブメント様，ホクレン平岡公園通り店様，三越様，北海道空港様，アークス野幌店様，北海道新聞様，劇団四季様，遊楽館様，学内の生徒・教職員の皆様，その他様々にご協力・ご支援頂いた皆様，この場を借りて心からの御礼を申し上げます。ありがとうございました。
　最後にSCP7期生20名，お疲れ様。大学ではそれぞれが新しい環境になりますが，さらなる活躍を祈っています。There is a will, there is a way.