1947年5月3日の日本国憲法施行日に第1回大会を開催した同大会は、今回で第66回を数え、全国規模の主要4弁論大会で最も伝統のある大会です。
　大会は、全国大会唯一の聴衆からの質疑応答で20点(満点）が与えられるもので、この得点が、例年、成績に大きく影響するものとなっており、今回、優勝した千葉佳織さんも、質疑10分の対応の評価が他の弁士の得点を上回るものでした。審査委員長の講評からも、「弁論と質疑応答がしっかりとつながっていた」と、高く評価されました。
　北は北海道から南は沖縄までの一次選考を通過した16名(ベスト16)による本選で、本校弁論研究部は、6年ぶり5度目の優勝となりました。 （中京高校に次いでの優勝回数となります。）
　なお、優勝した千葉佳織さんは、昨年11月に山形大学で開催された第1回安達峰一郎記念世界平和弁論大会の最優秀賞に続いての全国1位となりました。今後ともご支援宜しくお願いいたします。

弁論研究部顧問　　江口　準