10月5日(金),高3JBコース「アジア学」を選択受講中の25名が,北星学園大学経済学部の野本啓介(のもと けいすけ)准教授による本校での特別講義(100分)を受講しました。
野本先生のご専門は,国際政治・国際開発協力で,今回は東南アジアにスポットをあてて,日本や北海道と東南アジアのつながりについてお話していただきました。
講義では,地理的なアジアのイメージやデータによるアジアの現状分析に始まり,ASEAN諸国の特徴について野本先生のご経験をもとにお話がありました。
東南アジアでの活動されてきた野本先生が,実施にご自身の目で見てこられた当南アジア各国の様子は,興味深いものがありました。
その際,受講生に知っていることについて,発言を求められる場面も多かったのですが,受講生の中には高2で入ったベトナムやマレーシアの海外研修での経験を活かして発言している様子も見られました。
講義の終わりには,野本先生から東南アジアを考える視点について,「考える種」を提起をしていただきました。
アジアをとおして世界を考えることで,多くの学びがあることを,受講生はよく理解できたと思います。
これからも,アジアを通じて世界の諸課題にアプローチし,主体的学習者としての資質を高めていきたいと思います
野本先生,特別授業ありがとうございました。
「アジア学」担当者 山口太一