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中高 生徒対象の「応急手当&普通救命講習」実施







 運動に関わる事故や急病は,いつ,どこで起こるかわかりません。 そのようなときは,その場に居合わせた人のいち早く正しい応急手当が,傷病者の救命やその後のケガの治り具合に大きな影響を与えます。 そこで,日常的に運動に関わる運動系クラブの代表生徒や,今年度は高校2年生の医歯薬講座受講者に対して,正しい応急手当の知識と技術を身につけさせたいということから,12月26日,27日,1月11日の3回に分けて,「応急手当&普通救命講習」を実施し,合計86名の中学生・高校生が参加しました。
 3日間ともに,養護教諭から日常的に起こりやすいケガに対する「応急手当講習」と,江別市消防本部の方を講師に招いてAEDを使用した心肺蘇生法を中心とした「普通救命講習」を行いました。 「普通救命講習」では,最初のうちは手順の書かれた紙を見ながら心肺蘇生法を行っている生徒たちも,練習を重ねるうちにスムーズに行えるようになり,特に保健の授業で習ったことがある高校生や,過去にこの講習を受けたことがある人の中には上手な生徒がたくさんいました。 約3時間半という長時間の講習でしたが,参加した生徒達は最後まで真剣に取り組んでいました。 終了後には,江別市消防本部の方から救命技能を有することを認定しますということで,「市民救護士講習修了証」が全員に手渡されました。

(生徒の感想)
・今回の講習で,緊急時の応急手当,救命措置の大切さを改めて実感しました。処置が必要な事故は身近で起こりうることであって,想像はしにくいし,いざ起きたときは驚いてしまうと思いますが,今回受講して学んだことをその事態において慌てずに発揮できるようにしたいです。心肺蘇生法の手順ももう完璧です。(高校男子)
・動転してしまうとは思いますが,今日学んだことをその時に思い出せるように常に意識し,その人のために何ができるかをすぐに考えて行動しなければいけないと思いました。(高校女子)
・楽しく受けれて無駄がない講習だった。いつか人をかっこよく助けてみたくなった。街中でこんな事態が起こっても,冷静に落ち着いて対処したい。(中学男子)
・もしもの場面になったら,今日の講習を思い出して,勇気を出して対応したいと思った。(中学女子)