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中3 平和学習(まとめ)





 2月26日(水)。およそ1ヶ月に及ぶ平和学習のまとめとして,立命館大学国際関係学部の君島東彦(きみじま あきひこ)教授をゲストにお迎えし,「明日を語ろう地球市民のつどい」と題した発表会を実施しました。
 会の前半は,各HRで議論してきたテーマについて代表生徒が発表し,君島先生からコメントをいただきました。君島先生からは,「国連改革」「国際司法裁判所改革」「平和アニメーションを作る」「教育改革」「平和学を学べる機会の充実」「東アジアの学生交流と共同研究」など,様々な視点で構想された生徒のアイデアに対して,その実現可能性を考えるために必要なお話をしていただくと同時に,生徒の学習意欲を大いに刺激するコメントをいただきました。
 また後半では,君島先生からの話題提供として,「GPI(GLOBAL PEACE INDEX)」の紹介があり,その後に質疑・応答の時間となりました。質疑・応答では,君島先生のお話の内容や,ここまで自分たちが学習してきた平和学習の中で発見した疑問を先生にぶつける姿が印象的でした。(30名ほどの生徒の質問の手が挙がり,熱気に満ちた雰囲気で会が終了しました。)
 平和な世界を作ることに積極果敢に挑む姿は,まさに「平和と民主主義」の立命館スピリットを体現しているようでした。中3の平和学習は今回をもって終了となりますが,彼らの平和貢献への道のりはここからスタートです。今回構想したアイデアの実現可能性を探りながら,高校を卒業する3年後には,慶祥中学の後輩たちへ向けて「明日を語れる」ような,地球市民に成長してもらいたいものです。
 また,この日の授業について,翌27日の朝日新聞朝刊(33面)に取り上げられていますのでご紹介いたします。

担当 山口 太一

※新聞記事は掲載期間終了