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ブラックジャックセミナー

7月8日(土)岩見沢市立総合病院にて,ブラックジャックセミナーが行われ,
慶祥の高校1年生と2年生47名が参加しました。

 ブラックジャックセミナーは,高校生を対象に医療の一部を体験してもらい,医師の仕事を理解し,関心を高めてもらうとともに,自身の進路選択の指標の一助にしてもらう,という趣旨のセミナーです。
 慶祥生が受けたプログラムは,多彩なものでした。
 ①手術室見学では,手術支援ロボット「ダヴィンチ※」の使用体験,シュミレーションルーム見学,ガウン・マスク・手袋・帽子・マスクの試着を行いました。
  (※ダヴィンチとは,医師が操作板に向かい,ロボットアームを操作して患者に手術を施す機械です。)
 ②ドライラボでは,縫合・内視鏡トレーニング,縫合器・切開装置などの手術機器を体験しました。
 ③外科手術体験では,豚の内臓を用い,胆嚢摘出の手術手技体験を行いました。
 ④眼科では,模擬手術を体験しました。
 ⑤作業療法室では,内視鏡体験を行いました。
 ⑥模擬診察では,救急車で運ばれた腹痛や交通事故の患者さんを診断しました。
 生徒たちは,「他の病院では,研修医にも触らせていないダヴィンチを体験することができて嬉しかったです。」「内視鏡体験では,内視鏡を出すより入れる方が難しかったです。」「外科手術体験では,胆嚢に穴をたくさん開けてしまいました。もっと慎重にやらなくてはならないと感じました。」など,実体験に基づいた感想がありました。
 開催してくださった岩見沢市立総合病院のご厚意により,外科以外の体験ができたので,生徒たちは大変有意義な時間を過ごすことができました。関係者の皆さま,企画・準備・当日の受け入れ,ありがとうございました。ブラックジャックセミナーに参加することにより,慶祥生の将来の夢が一層明確になった1日でした。