スーパーサイエンスハイスクール(SSH)

台湾中科高校の生徒が来校しました

国立中科実験高級中学校(台湾)の生徒が来校しました。



 11月1日に1日だけ国立中科実験高級中学校の生徒35名が来校し,高校3年SSクラスの生徒24名と国際交流クラブの生徒4名と交流しました。
 国立中科実験高級中学校は教育部,国科会,学術研究機構及び付近の大学の協力を集め設立された学校で,実験的な教育を行うことを目的としています。特に数学及び自然科学実験クラスでは理系に特化した教育が行われている学校です。今回の来校でも理系SSクラスと交流を行い,お互いの学校紹介の後,合同授業としてムックリの制作・実験を行いました。
 学校紹介ではグループに分かれて校内を回り,生徒は英語で説明を行いました。また,パワーポイントを使って学校や日本文化の紹介をし,相手校も同じように学校や文化についてパワーポイントで紹介をしてくれました。中国語での表現と英語での表現があったため,生徒は理解するのに時間がかかったようですが,文化の違いや学校の違いに興味をもっていました。さらに,台湾中科高校の生徒はパフォーマンスとして台湾先住民ダンスと武術演舞を披露してくれました。これには中学生も昼休みの時間を利用して見学をしに来ていました。昼食ではみんなで食事をとりながらコミュニケーションをとりました。中にはトランプをしたところもあったようです。最後にムックリ制作・実験を行いました。
 最初はなかなかコミュニケーションを上手くとることができず堅い雰囲気でしたが,プログラムを進めていく中で交流することができたようです。それぞれの生徒にとって異なる国の文化を知り,また学校の違いを知ることができる良い機会になりました。