11月24日に来日して,京都の立命館高校と共同活動を行ったNJC一行14名(生徒12名,先生2名)は,11月29日の午後に北海道に来ました。
29日の札幌には16時にホテルに到着したので,この日は8月にNJCを訪問した3名がNJCの生徒の皆さんを札幌市内に案内しました。
30日は,共同課題研究がメインです。慶祥ではエアロゾル2名,土中菌類2名で臨みます。1時間目の終わり頃に慶祥に到着したNJCの皆さんを4名で校舎案内をしたのち,2時間目~6時間目の4時間を使って,中学理科室で,研究グループごとに分かれてこれまでの研究の進展を報告し,今後の計画を立て,確認の実験をしました。
昼休みには,International Robot Highschool (IRH)に参加する全員(慶祥12名,NJC12名)が集まり顔合わせをしました。
12月1日は,午前中に北海道大学にIRH参加全員24名で人獣共通感染リサーチセンターに伺い,マイケルカー先生からウイルス感染について英語の講義を受けた後,研究施設を見学しました。ウイルスの危険度に対応したレベル3の施設を間近に見て,研究する上で必要な研究環境の重要性を理解しました。
午後は新千歳空港から東京へ移動しました。
2日は,東京ビッグサイトでIRHに参加しました。
国際ロボット展に合わせて実施されるIRHは,日本のロボットの最新技術を間近にみることができる絶好の機会です。
慶祥とNJCを含めて国内6校,海外7校の計13校が参加しました。
調査では,サッカーコートがすっぽり入るような広いフロアが2カ所,展示場になっていて,そこを手分けして調査しました。
3日は,前日の調査でわかったことを英語で発表しました。
2日のIRH後,ホテルに帰ってから発表内容を英語のプレゼンテーションにまとめ,発表練習をして臨みました。
発表では日本語ー英語の同時通訳が行われ,本格的な国際発表の場となっています。
慶祥は「ロボットの構成物」について発表しましたが,惜しくも賞を逃しました。しかし,NJCは「シンガポールのロボット利用」について発表し,見事受賞しました。