進路指導方針

「知命・立命・天命を為す」

「命・めい」とは自分が持っている才能や素質のことを表します。本校の進路指導は、日常の学習・行事・生活を通じて各自が持つ「命」を明らかにしてそれを伸ばし(知命)、その「命」で何を為すべきかを考え、行動できる人間に育て(立命)、いつか一生かけてやり抜く何か(天命)を為す力を養うことを第一としています。その命を為すために、叩かなくてはならない門の一つに大学があります。昔は偏差値一辺倒であった大学の評価は、現在では多様な尺度があります。最も研究予算を得ているのは東大を始めとした難関十大学、最も企業が採用したいと考えているのは筑波大学、予算あたりの論文数が最も多いのは埼玉大学、教員1人あたりの学生数が最も少ないのは国立総合研究大学院大学など、偏差値だけでは測りきれない要素があります。更に世界を基準とすれば、THEが発表する世界トップ200大学に入っているのは東大・京大のみ(日本の大学は約980)です。

 杉山剛英先生の写真

多様な国と社会、AIとロボットにより職業の半分が無くなると言われる未来で自らの力を発揮し、世界に通用し世界を作る人材となれる門はどこなのかを生徒と一緒に考え、その門を開くサポートをするのが本校進路部です。しかし、最初から門を叩き、開く力が備わっているわけではありません。弱点はどこか、どこから復習すればよいのか。強みはどこか、どうすればもっと磨けるのか。見渡せているのはどこまでか、その先に何があるのかを常に考えた指導を行っています。
 なお、本校は立命館大学の附属校である強みを生かし、大学での学びを先取りする立命館コースはもちろん、SP・難関大コースでは附属4校で本校だけの特別推薦(12月)を利用して、立命館大学合格を持ったまま国公立大学の受験が出来る制度があり、年々利用者が増えています。

本校では常に「君は誰のために学び,誰のために生きるのか」を問い続け、学ぶ心を育てる教育と学びを生かす進路指導を行っています。

進路部長 杉山剛英(マイスターティーチャー A)

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