12日に新千歳空港に到着したNJC生徒12名引率2名の一行は,貸し切りバスでウトナイ湖サンクチュアリ見学のため環境省ウトナイ湖環境保全センターで野鳥について見学しました。その後、バスで慶祥まで移動して慶祥生徒と対面式,研修説明をしたあと,14:10慶祥生徒(SSコース,NJC海外研修参加)27名,NJC生徒12名が引率教員(慶祥2名,NJC2名)とともに,バスで洞爺湖を目指します。 |
14日はNJC一行を校舎案内して,慶祥の建物を見学しました。 昨年は慶祥への来校日に大型台風による暴風警報発令で臨時休校となり,慶祥を訪れることなく道内・関東研修になりましたので,初めての来校です。野幌森林公園に隣接する自然豊かな環境で学ぶ慶祥に,新鮮な驚きを感じているようでした。 学校見学後、有珠火山研修のまとめを行いました。(有珠火山研修 参照) 午後はデンマーク領事館オノ・フォラス氏による講演です。高校生対象に行われたEU講演会にNJCの生徒も参加しました。 |
放課後は国際共同課題研究です。8月のNJC海外研修に参加した慶祥6名とNJC12名が,8月のときに進めていた共同課題研究3テーマに分かれ,これまでの研究状況とこれからについて打ち合わせをします。 |
15日午前はNJCのみで北大博物館を見学しました。今年の夏に改装して展示が新しくなりました。北大のクラーク博士はシンガポールの人には知られていないようで,わずか8ヶ月の滞在で150年近くにわたって北海道のシンボルの一つになっている人物であることに驚いていました。ノーベル賞受賞の鈴木章先生や各学部の研究紹介,大学ならではの貴重な学術上の資料などを見学しました。 午後の訪問では,慶祥の海外研修生徒6名も合流して,エアロゾルとウイルスに関する研究室に分かれて訪問しました。 エアロゾルでは工学研究院の山形先生の研究室を訪問し,エアロゾルとは何か,慶祥,NJCのそれぞれの研究についてのアドバイスをいただきました。 ウイルスでは人獣共通感染センターの伊藤公人先生の研究室を訪問し,ウイルスの遺伝子変化について概要を説明いただき,ウイルス拡散の研究についてアドバイスをいただきました。 16日にはNJCの高校生12名で北海道の文化紹介でムックリ製作,午後はは国際共同課題研究でNJC訪問組の慶祥生6名を交えて,今後の研究計画をテーマ,チームごとに立て,最後に発表を行いました。 |