このコースは司法関係の研修が主なテーマです。個人では絶対に行けないEUの議会や連邦最高検察庁などで貴重なお話を聞くことができ、将来世界に通用する人間として成長するためのとても良い経験になったと思います。それだけではなく、アントワープでルーベンスの絵を見たり、アムステルダムでアンネフランクの家やゴッホ美術館へ行ったり、ベルギーで本場のワッフルを食べたりと、文化的な体験もたくさんすることができました。

多くの友人とこのような経験をしたことは今後自分の人生において、あらゆる面でプラスに働くと感じました。

このコースでは普段の生活であまり意識することのない「自然とのつながり」「人々のつながり」を新しい視点で捉えなおすことができます。

マタンワイルドライフセンターでは様々な理由で傷ついた孤児や大人のオランウータンが保護されており、そのリハビリを行っていましたが、「傷ついた心」を持ったオランウータンが野生に復帰するには多くのサポートと時間が必要であることを学びました。

ビタユ族でのホームステイでは日本と比べて決して便利ではない生活をしていましたが、自給自足や長屋での生活により、村の人々の強い結束力を感じることができました。

この研修旅行での貴重な経験を自分たちの成長の糧とできるよう頑張っていこうと思いました。